大底を買って儲ける“コツ”とは？ ≫2008.10.12 [Sun]

今の為替相場は、世界中で動きがそろい易くなっています。
ブル相場（スワッププラス）とベア相場（スワップマイナス）
の転換のタイミング、ベア相場の急落レベルなどがです。



ベア相場（急落）からそろそろブル相場（ゆっくり上昇）に
戻しそうな展開があちこちで見え始めています。



今、相場が転換してチャンスが迫ってきているのか？


まさに日々、多くの投資家がその答えを求めている状態です。
そんな市場心理が見え隠れするような相場展開です。



やっぱりダメだ！と市場参加者が思えば、転換がダマシ
となりまた下がっていきますし、いけそうだ！と思えば
上昇が続きます。


本当にせめぎ合いの時間帯になってきています。



そんな中で、ブル相場（スワッププラスのゆっくりと
上昇する側）を買って利益を上げるための1つの“コツ”が
あります。



実際は、“コツ”というほどもなく、投資をする際の
当然のことであり、それしかないのですが、



“リスクを把握して許容する事”


これだけです。



今、相場の動きは“そろい易くなっている”という
お話をしましたが、それはつまり



今から相場が転換する時には、ほとんどの通貨ペアで
転換が起こる可能性が非常に高くなっているという事です。



だからもし、自分のルールに従ってトレードした場合、
色んな通貨で一斉に“売買サイン”が点灯する可能性が
あります。



そんな時に全部一度に買っていけば、もし失敗した場合、
それだけ多くの損失を出してしまう事になります。



その時、そのリスクを許容する事ができるのか？
それともできないのか？



できないのであれば、できる範囲に収めて
トレードしましょう。



大切な事は、自分が今どれだけのリスクを
負っているのかを“把握する事”です。



トレードが失敗して損を出した時になってはじめて
自分は資金の●●％のリスクを相場にさらしていたのか・・・
という事に気づいてしまう人が残念ながら多いです。



特にスワップ金利狙いの投資をしている人は、
自分がどれだけのリスクを許容しているのかを、
まったく把握せずに、


“相場はそのうち戻すから”



という“根拠のない理論”を下にトレード
している場合がほとんどです。



そこに許容できるリスクはいくらか？
という概念はありません。



そしてそういう方々の大量の資金がブル相場（ゆっくりと
上昇する相場）を形作り、ベア相場（急落相場）の爆発力
になっています。



相場の周期、流れ、集団心理を利益に変えていく投資家に
とってはまさに利益を提供してくれる方々という事に
なってしまっています。


いいか、悪いかではありません。
投資の世界の１つの側面です。


相場の転換点を買う時に一番注意して見なけば、
いけないのは“チャンス”ではなく“リスク”です。



視点を変えましょう。
勝てる投資家はいつも相場に“リスク”を見ています。



リスクを見ながら利益を上げていきましょう。


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