悲観相場、ついに終わった・・・ ≫2008.10.15 [Wed]

今週は月曜日から一気に急上昇しています。
さらには日本の株式市場でも棒上げ、ニューヨークダウ
相場でも棒上げが起きています。



普通、このように世界中で全ての相場が大きく
上げる事はめったんにありませんが、それが昨日、
今日と連続して起きています。


それだけ今までの相場が、ただのパニック相場、
つまり実態的な動きで１０円も２０円も下落していいただけ
ではなく“恐怖”によって突き動かされていたという
事が分かります。



これが集団心理が相場に与える影響というよりも
集団心理そのものが相場をつくっている事の1つの
形です。



そんな相場の集団心理を完全に理解していた人は、
日々、じっと待っていました。



そして今、大きな利益を上げられています。
それも小さい資金でです。


乗り遅れた人は、もう遅いのか？



という質問が必ず出てくると思いますが、
答えはもちろんきまっています。



遅い事はないです。


今から飛び乗る事は、少しギャンブル的要素を
含んでしまうため、これまでの暴落で、かなり資金を
失ってしまった人は、特にオススメはできませんが、



チャンスは何度でも必ず来ます。
次のチャンスがいつ来てもいいように準備をして
いる人だけが、次のチャンスを手にする事ができます。


そして、今注意しなければいけない事がもちろんあります。



今までの下落相場で、大きな資金を失ってしまった人は、
この１、２ヶ月の間に失ってしまった資金を、昨日、今日の
この急上昇で取り戻そうとポジションを大きく持ちすぎて
しまう事があります。


それは絶対にしてはいけません。
失った資金よりもゆっくりでかまわないので、
プラスを作ることです。



為替相場で大きく相場が転換している可能性は以前に
比べて確かに高くなっていますが、まだそれでも日足２本
の事です。



陽線の太さ、急激な上昇に、「苦しい時期はもう終わった」
と安心しきって“損切り設定”を怠ってはいけません。



まだまだ少し前までの暴落相場のイメージが相場参加者の
頭の中にはきっちりと残っていますので、少しの下落が
“恐怖”を呼んでまた急落する可能性がない分けでは
ありません。



どんな時にも、反対の可能性を残しておき、その反対の
可能性に相場が動いたとしても、自分の資金は大丈夫！と
言える投資、そのための資金管理、ポジションマネジメント
をして下さい。



利益をもたらせてくれるのは、こういった相場の
展開のおかげと勘違いしている人は多いですが、
実は違います。



利益をもたらせてくれるのは、いつもマネジメントです。
資金管理、ポジションマネジメントをきっちりと行って
いれば、どんな相場でも利益を上げる事ができます。



今、短期間の間に資金を取り戻す事が重要なのではなくて、
１年後に、損を取り戻してきっちりと利益を積み上げている
状態を作る事の方がよっぽど大切です。



自分を見失わず、相場に振り回されず、
きっちりと利益を積み上げていきましょう。


そのために必要なのは、チャンスを待つ事であり、
チャンスを作り出すための投資スキルを身につけて
おくことです。


今の上昇に乗った人も、乗り遅れてしまった！という
人もきっちりと勝てる投資を作り上げてください。



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