激しい円相場。でも見るポイントはいつも同じ ≫2008.09.01 [Mon]

円相場の下落トレンドは終盤の転換点付近の
時間帯であるのは間違いないですが、現状まだ
下落トレンドが続いているようです。


転換点がどのポイントに来るか？
注意しながら様子を見ていきます。



今みたいな円相場の状況では、値動きが激しく上下
したり、持合い相場になったりで振り回されやすいです。


値段の動きにつられて買わされたり売らされたりと
難しい展開です。


でも値動きの激しさに揺さぶられては
いけません。



どれだけ相場が動いても、大事なポイントは
変わりません。



今年の３月１７日からの上昇相場の中では、安値が
切り上がっていくポイント、ポイントは大事です。



安値ポイント、安値ポイントをつないでいけば、
きっちりと値段を切り上げて上昇しています。



ですから上下に大きく揺さぶられてしまって
買いだ売りだと振り回されますが、やはり
アップトレンドなんです。


アップトレンドは買いで利益を上げます。




逆に先月末からの高値、高値を切り下げて
下落していく局面は、やはり下落トレンドです。


下落トレンドは売りで利益を上げます。




今ここでお伝えしている安値とか高値というのは、
相場の数日から数週間の波の安いポイント、高い
ポイントのことを言っています。



１日の中でも高値、安値があるように、数日間の
波の高いポイント、安いポイントというのは
スイングトレードにおいてとても重要な点です。



１日の値動きの値幅の大きさや、今月の
下落幅の大きさに惑わされないで下さい。


大事なのは値動きではなく重要な点です。



大事なポイントを切っているか？

もしくは切らずに上昇していっているか？

何日上昇して、何日下落しているか？

今はアップトレンドの時間帯か？

それともダウントレンドの時間帯か？


それらをしっかりと押さえて、
理解して“流れ”を掴んでいれば、相場の
値動きの激しさに振り回されなくなります。



今の円相場はまだ下落のエネルギーが
続いています。



でもいつか下落のエネルギーがつきて、
上昇のエネルギーに変わってきます。


上昇し続ける相場がないように、
下落し続ける相場もありません。



相場は上昇すれば必ず下落が起きて、
そしてまた必ず上昇していきます。



今大事なのは、下落から上昇に変わる
そのポイント（点）です。



下落の大きさや勢い、速さに惑わされて
その大事な点を見逃してはいけません。



チャンスは多くの人が相場に翻弄されている
“そこ”にあります。


理解して、ポイントを知って、判断して
行動できる人は利益になります。



松下誠


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