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“相場は予想するモノではなく対処するモノである” 今ほどこの言葉の大切さが身にしみる相場展開はありません。 金融不安がなくならないという事なのか、 円相場は今週も大きな下落からスタートしています。 日米欧英などによる３９兆円ほどの資金投入によって、 一時相場は回復しましたが、その回復した分をそのまま チャラにして、下落していっています。 ３９兆円の資金を持ってしても、２～３週間しか 相場はもたなかったという事です。 これだけの金融不安なので不安が解消されれば、大底の 可能性が高いと思って、9月16日以降に買っていった人達が 全員が損失になって相場から退出させられました。 後に残っている人達は誰でしょうか？ 金融不安はまだまだ続くと思っている【売り】の方と 回復を祈って、損を抱えながら不安な思いをしている人達です。 今の相場全体を包む不安な思いが強ければ まだまだ下落していく可能性は十分あります。 自分が明日どうすべきは今日の今のうちに決めておいて下さい。 まだ下落していくようならどうするか？ 明日相場がアップに変わってきたらどうするか？ 明日になって、状況がひどくなった時に、どうしようか 行動を決めようとしても、人はなかなか行動はできません。 明日のシナリオ、行動は今日決めます。 9月16日以降に１６日の値段が大底であると思って、 買っていった人が今もし、まだ買いを持って我慢している としたら、それは持ちすぎの可能性があります。 なぜなら、買いのシナリオは今のところ一旦 否定されてしまったからです。 大底と思っていた値段が大底でなかったとしたら、 一度相場から出て様子見をしなければいけません。 大底と思って買いで入った相場が大底でなく、 まだまだ下がるという事が分かったときに、その相場の中に 自分の資金を置いておくには明確な根拠がいるんです。 上昇に転じる明確な根拠です。 “好材料がもうすぐ発表されて、相場が回復する” といった事など。 それを持たない人は相場から出て様子を 見なければいけません。 たとえ痛くとも苦しくとも、相場から出て こなければいけません。 その奥にはもっと激しい耐えられない痛みが待っている 可能性があるからです。 投資の世界は、自分の資金の限界を簡単に超えてきます。 資金を増やすためにはまず守る術を身につけて下さい。 資金を守る事ができない人は増やす事もできません。 松下誠のFXレポート（無料DVDプレゼント） 来週の行動を詳しく知りたい方は週末のＦＸウィークリーレポートを入手してください。 サイクルトレード法はココから手に入れることができます。 PR
“ドルや円の行方に凝り固まらない” 今の金融不安の中、資金を増やしていくために 大事な事の1つでもあります。 米ドルの行方、世界金融不安の行方で、 円相場はアップ、ダウンを激しく展開していて、 買っていっても損切りにあうし、売っていっても 損切りにあってしまうという展開が起きています。 でも別の相場を見てみると、今みたいな金融不安の 状態でもきれいなトレンドが出ている通貨もあります。 今日みたいな相場が止まっている時こそ、 そういう通貨を見つけて、月曜日以降のシナリオ、 展開を描くことはとても大切です。 例えば、ＥＵＲ／ＧＢＰ（ユーロ／ポンド）。 ここ１０年での最高値をつけた後、きれいに下落トレンド が発生して、数ヶ月持ち合っていた値段をあっさり切って いきました。 ユーロ／米ドルの動きに似たところがあり今後も、 きれいな下落トレンドが続く見込みは十分あります。 それにユーロ／ドルも以前からのチャンス相場です。 と何度かメルマガでお話してきましたが、今も順調に 下落し続けています。 ２０００年からの上昇に対する下落調整であったとしたら、 まだまだ下がる余地はあります。 それ以外にもいくつもきれいなトレンドが出てきる 通貨があります。少し探せば簡単に見えてきます。 大切な事は上がるはずだとか、下がるはずと決め付けたり、 ドル／円ですでに１０万円失っているから、必ずドル／円で １０万円取り戻すとこだわってしまう事ではなく、きれいで 楽な相場を探して、楽に利益を上げる事です。 相場をありのまま見て、チャンスを見つけ、判断して、 そのチャンスに一定以下のリスクを負って行動します。 金融不安で大損したからといって、自分で作ったルールを 壊して自分の勘とか、感覚で投資をしていては余計に損が 増えてしまいます。 “自分の損や失敗に縛られないで下さい。” 自分の損や失敗で頭の中をいっぱいにした状態で、 新規に注文したとしても失敗しやすいです。 ちょっと自分の反対の方に相場が動いただけで、 すぐに手仕舞いたくなったり、慌てた行動をとって しまったりしてしまうからです。 視野を広げて、なぜ自分が損をしてしまっているのか？ を振り返ってみてください。 「相場が悪い！！」 なんて事を言っていても意味ありません。 今の相場で利益を上げるためにはどうしたらいいか？ アメリカの金融政策次第で相場がアップダウンして しまって振り回されるのであれば、その動きに左右されない 相場を探しましょう。 探して見つからなければ、休めばいいです。 この先ずーっと相場があれ続けるわけではありません。 必ず値動きが安定し始める時期はきます。 その時に利益を上げられればいいです。 いつも自分の利益、自分の損失は自分次第だと いう事を忘れないで下さい。 自分がどうするか？何を見るか？ どう行動するか？ によって利益が上がるか下がるかは掛かっています。 松下誠のFXレポート（無料DVDプレゼント） 来週の行動を詳しく知りたい方は週末のＦＸウィークリーレポートを入手してください。 サイクルトレード法はココから手に入れることができます。
“ドローダウン” 嫌な言葉ですね。 でも投資をしている限りずっと付きまとうモノであり、 必ず受け入れていかなければいけないモノです。 相場が不安定で損失を抱えてしまっている方々が 多いと思うので、今日はドローダウンの考え方について お話します。 ＝＝ドローダウン 一言解説＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ドローダウンとは、自分の投資資産が、ある期間において 目減りしている割合の事を言います。 １００万円を運用していた場合、５万円の損失を出して、 ９５万円となった場合、５％のドローダウンになります。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 初めて投資をする時は誰でも頭の中は“増えるイメージ” でいっぱいです。 １００万円で開始したとして、１ヵ月後に１１０万円、２ヵ月後に １２０万円、３ヵ月後には１３０万円といった感じで、日が経つに 連れ順調に資産が増えていくイメージをしたります。 でも実際は、 １００万円で始めた投資が、 ３ヵ月後に運よく１２０万円に増えたとしても、４ヵ月後 には１１０万円になったり、大きな暴落があったときなど、 ８５万円まで減少したりします。 そして、なんとか１０ヶ月たって１００万円（スタート地点） に戻して、今度は、失敗しないでおこう！といって再度挑戦 する、といった感じになります。 ちなみに私が始めた時は、１００万円が８０万円になって、 ６０万円になって、、、資金がなくなって、さらに１００万円 追加して、再チャレンジしてみるもののまた７０万円になって、 ８０万円に増えたと思えば、今度は６０万円になって、、、、 といった感じで、１年半もの間は、ほとんど浮く事なく、 沈みっぱなしでした。 大切な事は、たとえどんな投資法をしたとしても、 ドローダウン（損失）の期間がある事を知ることです。 最近ではネット上に情報商材が溢れんばかりにありますので、 そういったものを購入して、投資法を身につける方もいますし、 投資セミナーや、地元の投資教室なんかに通って投資法を 身につける方もいると思います。 でもどんな投資法を実践するにせよ、必ずドローダウンを 経験する事があるという事を受け入れなければいけません。 もちろん相場のいいタイミングで開始すれば、一度もドローダウン を経験する事なく、増えたお金から損失が出て、一度も自分の元手 資金を減らすことなく増える方もいらっしゃいます。 １００万円が２ヶ月で１３０万円になって、３ヶ月目には １１０万円までは損をしても損失はそこで止まり、その後は 細かい損失を繰り返しながらも順調に資金を増やしていく という感じです。 でも最初から元手資金を一度も割る事なく、順調に 上昇する人はほとんどいません。 それに一度もドローダウンを経験しないというのも あまり良い事でもありません。 （投資の一面しか見れていないことになるからです） 大切なのは、１００万円が８０万円になってしまった後の 見極めと行動です。そこで、この投資法はダメだ！と深く 考えもしないで、ただ止めてしまえば、ただ２０万円損して 終わってしまいます。 でも、続けていれば１１０万円、１３０万円という 資金のアップを経験できる投資法かもしれません。 ここで “かもしれません” という言葉を使っているのは、投資法そもそもが成立して いないモノであれば、増えない事もあるからです。 ただしっかりと利益を上げる投資法を実践していれば、 必ず資金は増え始めます。 だからドローダウンがあった時には、利益を上げられる投資法 なのか、欠陥のある投資法なのか？ その違いを見極めていかなければいけません。 見極めるためにはルールの過去検証そして優位性の確認です。 ただ辞めるのではなく、なぜドローダウンが 出てしまっているのかを確認しなければいけません。 ただ、辞めてしまっていては、いつまで経っても 資金の成長曲線を描くことはできません。 私は資金が正常に成長していく曲線を描くのに、 1年半と1500万円の資金が掛かりました。 それでも、失敗と検証を繰り返して、 成長曲線を描くことができました。 ドローダウンから逃げようとしないで下さい。 そこがあなたが勝てる投資家になるかどうかの分岐点です。 松下誠のFXレポート（無料DVDプレゼント） 来週の行動を詳しく知りたい方は週末のＦＸウィークリーレポートを入手してください。 サイクルトレード法はココから手に入れることができます。
先日、下院で否決された金融安定化法案を上院で法案成立へ 向けて動くといった報道を受けてニューヨークダウの相場が 大きく上昇しました。 ドル／円もそれに応じて上昇しています。 上げては落とされ、落とされては上げられといった 相場がずっと続いています。 これで、また上院でも否決されれば、また大きく 下がるのかもしれません。 アメリカの金融市場に世界中が振り回されている 構図がずっと続いています。 そしてそのたびに、資金を失っていく投資家が 後を絶ちません。 アメリカは歴史的にも、そういった混乱を意図的に 作って、力技で自分達の都合のいい方に持っていくという ウワサ話もありますが、本当のところは分かりません。 大事な事は、自分の投資ルール、投資スタイルを 崩さないことです。 もし自分の売買ルールで対応できないという判断をすれば、 自分の中で“異常事態用の投資ルール”に変更するなどして 対応しなければいけないという事です。 例えば、中長期の保有を中心とした投資ルールを 普段は使っていたとしても、トレンドがはっきりと出るまでは、 短期で短く利食いしていくといった感じにです。 ほとんどの場合 自分のルールを壊すのは“自分自身”です。 自分の“怖い”という感覚や、なんとなく下がりそう、 なんとなく上がりそうといった感でトレードしてしまい、 本来なら切らなければいけないところを我慢したり、 自分のルールの損きりまでもう少しあるのに、損きり前で、 切っていったり、自分の決めた“売買サイン”が出ているのに、 何もしないといった感じです。 これを相場が少し不安定になるたびにしてしまったら どうなるでしょうか？ そこに売買ルールはありますか？ そこに自分の作り上げた投資スタイルはありますか？ それらはなくなってしまいます。 自分自身でなし崩しに崩壊させてしまっているからです。 どんな投資ルールでも、どんな必勝法と呼ばれる投資 理論でも１００％いつも機能するわけではありません。 必ず損失が出る時があります。 その損失を受け入れなければ、その投資ルール、 投資スタイルによって上げられる利益も受け取れなく なってしまうからです。 今は非常事態だ非常事態だ！ とパニックになってしまう人はとても多いのですが、 大切な事は１年を通じて利益を上げる事です。 今、短期的に損失を少し小さくできたり、大きく利益を上げら れたとしても、売買ルールを自分で壊してめちゃくちゃにして しまって、安定した相場で利益を上げられなければ何の意味も ありません。 利益を上げられる売買ルール、売買スタイル、投資法は 何よりも重要で大切な“価値ある資産”です。 お金を継続的に生み続けてくれる最も大切なモノです。 相場のパニックによって崩されてしまわないように して下さい。 相場はいずれ必ず安定します。 歴史的に世界恐慌、金融不安、災害その他色々な課題 試練はありました。 そのたびに、相場や相場参加者がその事によってダメージ を受けてきた事は何度もあります。 それでも必ず、立ち直ってきました。 自分の投資スタイルを崩さず、 自分の投資で利益を上げていってください。 松下誠のFXレポート（無料DVDプレゼント） 来週の行動を詳しく知りたい方は週末のＦＸウィークリーレポートを入手してください。 サイクルトレード法はココから手に入れることができます。 |
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