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松下誠のFXレポート(無料DVDプレゼント) 先日、堤未果さんという方の本で、 ルポ貧困大国アメリカという本を読みました。 2007年12月に書かれた本でアメリカの中身 とも言える実態みたいたのですが、それはも~ ひどいものでした。 (ある程度は誇張されているかもしれないですが、 そうだとしても大変な状況だと思いました。) 全体を通しては、よくアメリカはそんな状態で もっているなーといった感じです。 崩壊していてもおかしくないんじゃないかなと 思わされるぐらい市場原理の下に晒されて、 制御不能で突き動かされている国です。 本当に1部の裕福層だけが、安全を確保されていて、 圧倒的大多数の人達はちょっとした事故や病気になった だけで、いつでも職を失ったり、破産して人生の歯車が 狂ってしまう可能性を秘めています。 実はチャート上からこの先、ドルが崩壊していって さらに円高になるシナリオも少し描いているので、 秘かに、これは円高なるかなーと思ったりしたくらいです。 (もちろん投資は、相場に起きている事でしか 判断しないので、この本の影響を投資に反映させることは ありませんが。) ただありえないとは思わないことです。 本当にドルが崩壊してユーロと円が上昇する シナリオは十分可能性はあります。 長期シナリオを描く時には、サイクル理論やエリオット 波動理論を使ったりしますが、まったくドルの没落は 不思議でもなく、本当に起こりえる形は描けます。 サブプライムローンはある種、アメリカ経済の行き 詰まりによって、起こるべくして起こったものとも 言えるからです。 住宅業界が中間層に家を提供しつくした時に、 次のマーケットは低所得者層に行くしかなかった からです。 そしてそのローンが崩壊したわけなので、 次の手がなくなっているんです。 住宅業界だけじゃなく、カード業界も飽和しきって しまって、次のターゲットして学生しかなく、学生 にカードローンをさせていて、学生の33%はカード ローンの滞納者になってしまっているという事です。 色んな業界が飽和しきってきている可能性は十分 ありえます。そうなると没落のシナリオも信憑性が 出てきてしまいます。 この本では、医療や保険など生命に関わること まで民営化していったアメリカに追従する日本に 警鐘を鳴らす本だったのですが、とても衝撃的な ものでした。 何が起きても不思議ではありません。 今から円安に向けて相場が回復するなんてありえないとか、 これからも円高が続くなんてありえない と自分の頭で限界をつくってはいけません。 相場で起きている事は紛れもなく事実です。 相場の動きをみて、行動を柔軟に合わせていきましょう。 相場が上昇すれば買っていき、 下落すれば売っていきます。 投資家のする事はそれだけです。 松下誠の投資法はこちらから 松下誠のFXレポート(無料DVDプレゼント) PR |
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