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「絶対利益が上がる確実な指標を教えて下さい。」 これは、私のところにたまに届く質問メールです。 もしくは、下記のような質問も頂くことがあります。 「一番いいテクニカル指標を教えて下さい」 一番良い? 一番いいという考え方は何か基準がいりますが、 それがなくては答えようがありません。 世の中には、 “良いか悪いか” “正解と間違い” の二者択一ですべてを判断しようとする方々がいますが、 今の複雑化された世の中では、残念ながらこの考えは 通用しません。 投資の世界では、 “絶対利益が上がる確実な指標”と“絶対儲からない指標” があるわけではありません。 短期トレード向きの指標、 中長期トレード向けの指標、 デイトレ向けの指標、 トレンドフォローの指標、 スキャルピング向けの指標 波動で見る理論 波形で見る理論 、、、、などなど 相場の色んな状況に応じて対応された指標が あるだけなので、自分のトレードに合った指標を 選択して作り上げないと機能しないのです。 これは数日前にメルマガで取上げた日本の教育の世界が 3+6=10 というたった1つの答えを求める方針でやっていることが 原因じゃないかと勝手に思っているんですが、なかなか投資の 世界で利益を上げられずに苦しんでいる人達は、 “これさえすれば絶対に勝てる”という、 “唯一絶対に正しい答え” を求めてしまっているんじゃないかな? と思ったりしてしまいました。 ぜひ考え方を変えていきましょう。 投資は突き詰めていけば“確率”の世界です。 0か100ではなくて、70傾いていればいいんです。 60傾いていればいいんです。 リスクリターンの関係も、 損きりはいつも2に対して、利益はいつも6とか 2以上あればいいんです。 確率が5割を超えていて、リスクよりもリターン が大きい投資を作り上げればいいんです。 そうすれば、お金は増えます。 自動的に増えていきます。 リスクリターンが1対3であれば、 手数料その他を抜けば、3回チャレンジして2回 損きりでも1回利益を上げればトントンです。 勝率33%でもいいという事です。 唯一絶対のベストではなく、優位であるベター な投資を作り上げましょう。 今のパニック状態の世界の金融市場は、何がベターか、 どうすればパニックが小さくなっていくか、という事を 必死で模索している状態です。 唯一絶対の解決策がないからです。 あなたの投資も、昨日よりも今日、今日よりも明日 よくなるように一歩一歩積み上げていきましょう。 松下誠のFXレポート(無料DVDプレゼント) 来週の行動を詳しく知りたい方は週末のFXウィークリーレポートを入手してください。 サイクルトレード法はココから手に入れることができます。 PR
“そこに自分の利益のシナリオがあるのか?” この質問は今に限らず、相場がパニックになった 時には、思い出して自分自身に投げかけてください。 今、為替相場に限らず、日本の株式市場、世界の 株式市場全体がパニックになっています。 アメリカ第4位のリーマンブラザーズ証券が破綻して、 第1位のゴールドマンサックスも70%の収益減を発表 していますし、 株価が60%も下落しているAIGはリーマンの 次に破綻するんじゃないか?なんてうわさが飛んでいます。 みたいです。 グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は 低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に 伴う金融市場の混乱について 「100年に1度起こるかどうかの深刻な金融危機だ」 なんて言われたそうですが、 専門家の人たちも、このままではアメリカは金融危機から 実態経済の危機にまで次々と負の連鎖が起きてしまうだろうと、 みな経済危機について話しています。 そんな中で投資をしている私達は、毎日行動に 迫られています。 すでに高い値位置で買いポジションを持って しまったままの人は、 ますます下落するのではないか、という不安に 日々苦しんでいますし、 今、ポジションを持っていない人の場合、 この下落の流れの中でなんとか利益を上げたいと、 売りで入ってはすぐ決済といった、細かい売買を されているかもしれません。 ただ今のパニックの流れの中でなんとか利益を上げようと 細かい売買をされている方に自問自答してもらいたいのは、 “そこに自分の利益のシナリオが本当にあるのか?” という疑問です。 この質問に対して、YESと力強く答えられる人は、 そのままトレードを続けられたらいいと思います。 でも、 “よく分からない”とか “なんとなく儲けられそうだから” “相場が動いているので、じっとしていられない” といったまともじゃない答えしか出てこないとしたら、 売買は止めて相場をじっと観察しておいた方がいいです。 パニックに突き動かされて、自分もパニックに なってしまっていては、利益を上げられるはずが ないからです。 そこに自分の利益のシナリオがあって、明確に 利益が上がる売買ポイントが見えたときだけ 投資をするようにして下さい。 市場が大きく動いているからあなたが 儲かるわけではありません。 儲かる投資をするから、あなたが儲ける事ができるんです。 この真実だけは決して見失わないで下さい。 おそらくしばらくの間は、混乱の相場が続くでしょう。 それでもあなたがやるべきことはいつも同じ事です。 相場の中で見るべきポイントをみて、判断して 損切りを設定して行動に移る。 トレンドに乗って利益が伸びればトレンドが発生しなかったり、 自分のシナリオと逆にトレンドが発生してしまった場合は、 細かく損切りして撤退します。 そうやって年間を通じて利益を積み上げていきます。 相場に振り回されないで下さい。 そして自分の投資スキルを日々磨いてください。 ある人は、私の投資DVDを毎日必ず1本見て下さる方がいます。 ある人は、自分のトレード利益をきっちりつけて日々、過去の 自分のトレードを分析しています。 市場がパニックになってもあなたはあなたです。 “自分の利益のシナリオが見えないときはやらない” 自分の投資を見失う事なく、堅実にしっかりと日々やる べきことをやる人が投資の世界で最も安定した人たちです。 “そこに自分の利益のシナリオがあるのか?” 自分の投資が混乱した時に、この質問を自分自身に 投げかけてください。 松下誠のFXレポート(無料DVDプレゼント) 来週の行動を詳しく知りたい方は週末のFXウィークリーレポートを入手してください。 サイクルトレード法はココから手に入れることができます。
“トレンドを制する者は投資を制する”
という話をしましたが、もっと重要な事に “損きりを制する者は投資を制する” と昨日も伝えていましたので、当然のことながら、 今日はそのお話です。 「やっぱりそう来たか!バレバレだよ!」 と思われた方は、おそらく毎日、私のメルマガを読んで 下さっていて、松下の行動パターン、言動パターンを 先読みするほどになられた方じゃないかと思います。 (いつも読んで下さって)ありがとうございます。 実は、昨日トレンドの話を先にしておいたのにも、 理由があるんです。 “トレンドのパワー”を知ってもらいたかったからです。 そしてそのトレンドのパワーがどこから来ているのか? なぜトレンドが発生するのか? という事に繋がってくるのが、今日のお話です。 上昇相場がゆっくりなのに対して、下落相場の動きが、 大きく早い事の理由についてもトレンドの性質を理解する 事で分かってきます。 上昇トレンド、下落トレンドなどは、そのほとんどが 相場参加者の“集団心理”によって発生しています。 おそらく9割以上のトレンドが集団心理のせいでしょう。 相場参加者が日々考えている事はなんでしょうか? “儲けたい” “損したくない” この2つです。 集団心理が発生する理由を理解するために、 分かりやすくリアルに言うと、 “もっと”儲けたい “これ以上”損したくない です。 もっと儲けたい、もっと儲けたい と思うから、上昇トレンドが続き、 これ以上損をしたくない、損をしたくない と思うから、下落トレンドが続いてしまいます。 これが相場参加者の全員に共通してある心理であり、 トレンドが発生する理由です。 こんな事を言うと、経済アナリストと言われる人達から そんな事はない、 「下落トレンドが起きる理由は、日銀が・・・ アメリカの経済が・・・・ブッシュ大統領が・・・・ ・・だから円高に動くんだ!」 というような言い方をされるでしょう。 もちろんそれはアナリストの言う通りかもしれません。 でもたとえアナリストの方々の言うことが真実だとしても、 結局、その理由に相場参加者のほとんどが、 “●●の理由でドルを持っていると損をすると思うから” 下落していくんです。 実際のアメリカ経済が衰退していたとしても、 相場参加者の大多数が“ドルを買えば儲かると思っていれば” ドル高に相場は動きます。 だから覚えておくべき大事な事は相場参加者の集団心理が、 “もっと”儲けたい “これ以上”損したくない と思うからトレンドが発生するという事です。 そして“儲けたい”という思いと“損をしたくない” という思いのどちらが強いかも重要なんですが、 (これ以上)損をしたくない という思いの方が圧倒的に強いんです。 これは人間心理です。 それが下落トレンドの方が“スピードが速い”理由です。 そしてそれこそが“損切り”を必ず入れておかないと いけない理由でもあります。 相場参加者はみんな儲けたいと思って投資をしているので、 “時間”で言うと上昇している時間の方が長くなります。 だからメインの投資というのはやはり【買い】に集まります。 (FXの世界は通貨によっては表裏なのでその点は注意してください) でもあるときから流れが下落に変わるんです。 そして集団心理の逆の流れに、自分がいつの間にか 乗ってしまうことがあるんです。 これはすべての投資家が避けられない道です。 どんなプロの投資家も避ける事ができません。 歴代のカリスマトレーダーの人たちでも、一度も トレンドの逆にポジションを持った事のない人は 1人もいないでしょう。 私も当然避ける事はできません。 避けられないのであれば、避けようと思わずに、 受け入れればいいのです。受け入れた上で、 対策を練ればいいのです。 そして受け入れる行為こそが“損きり”なのです。 トレンドの逆に乗ってしまっていると思えば、 すばやく切らなければいけません。 すばやく切って、逆のトレンドに乗るか、 もしくは何もしないかです。 それが、投資で安定した利益を上げるための セーフティネットであり、トレンドに乗るための、 行動の一部なのです。 損きりとトレンドに乗るという事を切り離さない事です。 どちらも投資でお金を増やすためには必要な事であり、 どちらかがあれば済む話ではありません。 “損きり”そして“トレンドのパワー”をぜひ身につけて下さい。 FX実践プログラムでは両方のスキルを身につける事ができます。 松下誠のFXレポート(無料DVDプレゼント) 来週の行動を詳しく知りたい方は週末のFXウィークリーレポートを入手してください。 サイクルトレード法はココから手に入れることができます。
ボクシングの世界に “左を制する者は、世界を制する” という言葉があるのはご存知ですか? 私はボクシングに詳しいわけでも、何でもありませんが、 とても有名な格言なのでちょっと引用させてもらいました。 それに対して、投資だと何かな~と思った時に、 二つのモノが出てきました。 1つは “損きりを制する者は、投資を制する” そしてもう1つが “トレンドを制する者は、投資を制する” です。 “損きりを制する者は、投資を制する” の方が重要なんですけど、今日のメールがトレンド に関することなんで、タイトルには、 “トレンドを制する者は、投資を制する” こっちを持ってきました。 損きりを制した者と、トレンドを制した者の どっちが投資の世界を制するの? という疑問は持たないで下さい。 どっちも必要なものですし、どっちが欠けても ダメな世界です。 “トレンド”とは、一方向へ向けて継続的に動いていく 流れの事を言いますが、 大事な大事な性質としてトレンドは“続こうとする” というものがあります。 この性質をしっかりと理解しておいた方がいいです。 なぜ今、ポンドにしろ、オーストラリアドルにしろ、 ユーロにしろ下落がいっこうに終わらないのか? まさに“下落トレンド”が起きてしまっているからです。 そして最悪な事に“ベア方向”にです。 (ベアが分からない人はブルベア相場について過去の メルマガで話しているので見て下さい。) トレンドはとてもパワーがあるので、実際に始まって しまえば、どこまで続くかは誰にもわかりません。 数ヶ月のトレンドもあれば、数年続くものもあります。 実際ユーロとかオーストラリアとか、ほとんどの対円通貨は 2000年から2007年まで7年間上昇し続けてきました。 約7年間の“上昇トレンド”です。 ユーロはその間80円の上昇をしました。 ポンドは100円以上です。 今はというと、円高方向に向かって“下落トレンド”が 発生して約1年ほど経ちました。 相場は激しく“混乱”しているように思われていますが、 7年上昇してきた相場がまだたった1年下落しただけです。 この先2年、3年と下落したらおかしいですか? 十分ありえる話じゃないですか? 2年、3年続かないなんて事は、誰にも否定できません。 実際に起きたとしても、相場が混乱しているわけでもなく、 7年の上昇に対して、3年の下落というように十分説明の いく出来事です。 もちろん必ず3年下落するという事ではないですが、 可能性としては十分ありえるという事です。 ですから、いつも言っているように “想像力を限定しない” “ありえないと思うのではなく、ただ相場の動きに対応する” “いつか下落が止まって上昇に転じてくると信じて、損が 膨らんでいる中じっと待つなんて事はしない” という事が投資ではとても大切なんです。 トレンドを理解する事はとても大切です。 実際にトレンドの力をどれだけ味方につける事ができるかで、 あなたの資産の増え方は大きく変わってきます。 トレンド、つまり相場のアップダウンの流れ、周期を理解して 自分の投資に最大限活用する投資力を身につけて下さい。 FX実践プログラムの1つの大きなポイントはトレンドフォローです。 松下誠のFXレポート(無料DVDプレゼント) 来週の行動を詳しく知りたい方は週末のFXウィークリーレポートを入手してください。 サイクルトレード法はココから手に入れることができます。 今の下落トレンドは相当のパワーを持っています。 “損きり”を入れずに投資することだけは絶対に しないで下さい。 |
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