円相場は下落している通貨もあれば、上昇している
通貨もあり、正常な相場ともいえますが、突然の動きも
あるので、集中しないといけない相場状況は続いています。
おはようございます。
松下です
日曜日のメルマガでEUR/USDの解説でシナリオが
否定される時の話をしました。
それに対して、色んなメールをもらいましたが、
理由が分からないという方のために、なぜ、8月の
時点で売りで仕掛けていったのかについてリスク
リターンの考え方についてお話しようと思います。
利益を積み上げていくときに、必ずリスクリターンを
考えながら持たなければいけないからです。
松下誠の投資の大きな特徴は、相場のサイクルに合わせて
流れが転換するポイントを狙って売買する事が一つ明確に
あります。
なぜなら、相場の流れが転換した時に最初の段階に乗っかる
事ができれば、大きく長く利益を取ることができるからです。
たとえば、下記の相場の地点なんかがそうです。
ユーロ/ポンド日足チャート
こういったポジションで相場に乗ることができて
トレンドが発生すれば、後は楽に利益が伸びていく
からです。
ただこういったポジションは当然、だましもたくさん
あります。損きりに何回かあってしまう事もあります。
つまりそれだけリスクは高いという事です。
もちろんリスクが低いポジションも持ちます。
ですが、そういうポジションは長期では持たずに
すぐに決済します。
リスクも小さいですが、リターンも小さくなります。
8月のユーロ/米ドルは確率は低いですが、シナリオどお
りに運べばリターンが大きくなるポジションでした。
大きなリターンを得るために、少し可能性が見えた
ポイントに乗ったわけです。
なぜなら、損失はいつも2%に限定しているからです。
2%の損きりを設定しておくだけのリターンが望める
と判断したからです。
結果的に8月からはアップトレンドが起きたわけですが、
ここで終わりではありません。
シナリオは一時的に否定されても、復活することは
あります。なぜなら上がった波は必ず戻すからです。
そのため、今もユーロ/ドルは売っています。
そして利益が乗り始めています。
このダウンはまだ始まったばかりですから、
長期の下落が発生していくか、どうかは今の時点では
判断できませんが、複数の出口戦略を持ちながら、
相場に対応して利益を上げていきます。
サイクル理論から、近々反発も起こると見ています。
数年間続く大きなアップトレンド、大きなダウントレンドに
合わせて投資をすると、どこからそのトレンドが発生している
のかは、実際にトレンドが発生してからでなければ、判断でき
ません。(予想してほら当たったというのではないからです。)
だから2%の代償を払いながら、大きなトレンドに乗ります。
本来このシナリオは、ウィークリーレポート購読者向けに
お送りしている内容のためメルマガでは取り扱う予定はな
かったのですが、
なぜ8月の時点でユーロ/ドルを売っていったのか、その理由
について知りたいという質問をたくさん受けましたので、少し
取り上げさせていただきました。
長期トレンドを取っていくためには、普通の人には見えていない
シナリオを立てて、リスクの許容と資金管理が必要があります。
そしてそれができると、楽な投資をする事ができます。
長期トレンドに乗っかった自分の利益ポジションをただ眺める
だけという日々を送ることができるからです。
そういうシナリオを複数の通貨で作ることができれば、
毎日忙しく売買する必要もなく利益を上げられます。
だから損きりをします。そしてその損きりは長期トレンドを
取っていくための、利益につながる損きりだからです。
多くの人がしてしまっている損きりは利益につながらない
損きりです。
2008年、意味のある損きりだけを許容して、リスク、
リターンを最大化した長期トレンドにも乗っていく投資を
作り上げていく人はこちらからウィークリーレポートで
学んで下さい。
http://www.123profit.jp/MNL.php
松下誠
PS
ユーロ/ドルは面白い展開ではありますが、まだまだ
これからどうなるかというポイントです。
反発にも注意しながら利益を大きくしていきます。
http://www.123profit.jp/MNL.phpPR