●一言相場解説
円相場は、下落を嫌うかのように反発して
上昇しています。
ここからまだアップを続ける!という意思表示にも
見えますが、陰線が出るときは、いつも大きな陰線
になっていることは注意が必要です。
一気に下落するときは、くる可能性もあります。
おはようございます。
松下です。
1週間を振り返ると、アップでの終わりとなりましたが、
その途中には、大きな値幅のアップダウンに振られやすい
展開になっていました。
毎日、今日はアップだった。昨日はダウンだったけど、
明日はアップだろうか?ダウンだろうか?
と悩んでいた人も多いかもしれません。
それで毎日の値動きに振り回されてしまい勝ちに
なります。
トレンドが全く見ていない状況です。
どうやったら、トレンドが見えてくるでしょうか?
1つの判断材料として、時間と値幅の関係を見る見方が
あります。
毎日の相場に振られてしまっている人は、今日のお話は
しっかりと聞いておいてください。
土曜日で相場も休みなので、実際に過去の相場を振り返って
検証してみるとより、確実にスキルとして定着します。
一度チェックしてみてください。
まず、直近の相場で何日下落して何日上昇しているか?
という事を見ます。
そして、どれくらいの値幅上昇して、どれくらい下落
しているか?を見ます。
そのときに、時間も値段も共に、上昇の方が長く大きい場合
きれいで強いアップトレンドといえます。
それに対して、時間(何日)はアップの方が長いけど、
値幅が下落の方が大きいとか、時間はアップの方が短いけど、
値幅はアップの方が長いといったように、力の均衡が少しずつ
きれいではなくなってくる時があります。
2週間くらい前の円相場を見ていると、時間、値幅共にアップ
が強い相場でした。
それが今は、時間はアップの方が長いですが、値幅は下落の方が
長くなってきています。
つまり相場のパワーバランスが崩れてきている事を指します。
特に米ドルは他の通貨に比べて弱い状況が続いています。
米国の経済事情がかなり批判されている記事も
出ているようです。(見ようとしていないのに自然に
そういう記事が入ってきます。)
アップなのか?
ダウンなのか?
という事を日々、気にするのではなく、何日間上昇して
何日間下落しているのか?
という見方をして、アップトレンドなのか?
ダウントレンドなのか?
という事を判断する材料にしていきます。
判断できない時があります。
持合い相場などがそうです。
相場の鉄則ですが、
“判断できない時は何もしない”
これが一番です。
勝てる自信があるときだけ、きれいな相場が続いている
時だけ、相場に参加します。そして利益にします。
相場がきたなくて、トレンドも出ているのか、出ていない
のか分からない状態で、無理やり相場にするのは、一番
よくないです。
スワップ金利が入るからとりあえず、買っておいて、そのうち
相場がアップになってくるのを待とう
というのは今の円相場においては、最もリスキーです。
これは先日のテレセミナーに参加してくれた人にお伝え
しました。
今の相場はどういう状況か?
検証して下さい。
こういうメッセージを残したときに、
8割の人は検証しません。
2割の人は検証します。
何かの割合に似ていませんか?
松下誠
PS
今は、相場の大きな転換点の可能性が高いです。
まったく判断できない人は、
http://123direct.info/tracking/cr/HC4AWas1/15670/1299371
ウィークリーレポートで
相場の判断力を身につけておいて下さい。
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